陽だまりのグラウンド(Hardball)の映画の動画のあらすじと感想と評価のまとめ

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キアヌリーブス主演の2001年に公開された映画なのですが、残念ながら動画配信サービスで取り扱っている所は見つけられませんでした。

少しでも見てみたいなぁ~と感じたらTUTAYAでレンタルするか、AMAZONなどでDVDを購入する感じです。

陽だまりのグラウンド

陽だまりのグラウンドのざっくりしたあらすじはこんな感じです。
シカゴ周辺の治安の悪い、定食地域に住む子供たちと、ダフ屋や賭け事などでなんとか生計を立てている程度の、ほぼチンピラみたいな生活をしているキアヌリーブスがそれぞれの人生を変えて行く物語。

キャスト・スタッフ
出演
(コナー・オニール) キアヌ・リーブス
(エリザベス・ウィルクス) ダイアン・レイン
(ティッキー・トビン) ジョン・ホークス
(マット・ハイラン) D・B・スウィーニー
(ジミー・フレミング) マイク・マッグローン
(マイルス・ペンフィールド2世) A・デロン・エリス・Jr
(ジェファーソン・アルバート・ティッブス) ジュリアン・グリフィス
(アンドレ・レイ・ピーツ) ブライアン・ハーン
(ジャマル) マイケル・B・ジョーダン
(クラレンス) クリストファー・ロフトン
(コーフィ・エヴァンス) マイケル・パーキンス
(レイレイ) ブライアン・リード
(Gベイビー) ドウェイン・ウォーレン
(ダフィー) グレアム・ベッケル

監督 ブライアン・ロビンス
脚本 ジョン・ゲイティンズ
原作 ダニエル・コイル
製作 ティナ・ナイデス ブライアン・ロビンス マイケル・トーリン
製作総指揮 ハーブ・ゲインズ ケヴィン・マコーミック アーウィン・ストフ
音楽 マーク・アイシャム
撮影 トム・リッチモンド
編集 ネッド・バスティル

Contents

陽だまりのグラウンド(Hardball)の評価 見放題-55編

キアヌ・リーブス主演で話題になった主人公の気持ちの移り変わりがかなり心に残る映画です。
というのもロバート・ミュジコウスキーさんの少年野球チームの監督した経験をもとに書かれたノンフィクション小説が話をベースにダニエル・コイルさんが原作をし上げているので実際の小説とは若干設定が違います。
身近なテーマであるにも関わらず、理不尽な環境におかれた純粋な子どもたちの純粋な気持ちは荒んだ大人の心を変えていくプロセスがジーンとする気持ちになります。

陽だまりのグラウンド(Hardball)の感想 見放題-55編

お金稼ぎのためにこの地域の子供達に野球のコーチをすることになったキアヌは最低限報酬をもらえる程度に子供の世話をしながら、バイト期間が終了して報酬がもらえればすぐにオサラバするくらいのモチベーションでやっていた。
しかし、子供達の純粋な思いや、治安の悪い、低所得というかわいそうな生活環境の中にいても、目の輝きや生きることへの希望を捨てていない子供達に、キアヌの心が少しずつ変化して行く。
ある時、賭けをして大勝ちし、それまで自分が抱えていた借金を全て返済した時、相手から新しい賭けをしないかと持ち寄られるが、子供達との交流によって心が変わっていったキアヌは賭けを完全にやめる。
それ以降、子供達との野球に生きがいを覚えるようになり、みんなをメジャーリーグの試合に連れて行ったり(当時のスーパースター、サミー・ソーサが友情出演しています)、みんなにチームのユニフォームを一新して配ったり、チームのために動くようになる。
そんな中、子供達が通っている学校の先生と恋が芽生えたり、いいことが少しづつ起こり始める。
そんな時、チーム最年少の子供が自宅近くでギャング同士の銃撃戦に合い、命を落としてしまう。悲しみで心が折れてしまったキアヌだが、子供達が希望を捨てず、現実から逃げず、死んでしまった仲間のためにも野球を頑張ろうとキアヌを奮い立たせる。
死んでしまった子供のお葬式でスピーチをするキアヌのシーンは、色々な感情がこもり、本当に感動する内容でした。大人が子供達に教えられるというストーリーはたくさんありますが、この映画はダメな大人が同じような境遇にいるにも関わらず、希望を捨てない子供達と「一緒に歩んで行く」素晴らしさを教えてくれた映画だと思います。

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